こんにちは。
好奇心からの便りです。
「人生100年時代」
若いころ同僚に、定年後余生に何をしたいかと尋ねたことがあります。
私は広く浅くなんでも興味を持つ性質なので、当時、働き世代の時期が一段落したらやってみたいことがたくさんありました。
今、人生100年時代と言われるようになり、それに加え、人の生き方感じ方も今までの概念を覆すような、物事の思考や方向性の視野と選択は大きく広まってきています。
健康でさえあればたとえ100歳であろうと何かしらできる気がします。
裏を返せば、健康でなければ100歳だろうが50歳だろうが好きなことさえ気乗りがしません。
さらに言えば、何か打ち込めるもの、楽しんで集中できること、そういうものがないと長生きしても面白くないですよね。
この先の自分にとって充実した日々、イキイキ過ごしていける余生、それらを考えたとき、それには今のうちから心してなにかしら準備しておくということも有りかなと思います。
普段趣味のようなものがあって余暇はそれに取り組んでいる、という人は現役を退いた後、さらに深くそのことに集中できる時間を得られるのでそういった楽しみがあるのかもしれません。
私が尋ねた同僚は「老後別にしたいことはないな」と言っていました。
なんかすごく寂しいというかもったいないなという気持ちになりました。
せっかく時間もでき、自由になれたのならいろんなことしたい、私はそんな風に思ったのです。
でもスキルがないとできないし……そういう人もいると思います。
そこで諦めてしまう。
スキルがないとできない、ならばそのスキルを身に付けることを始めるということも楽しみのひとつになる気がします。
その学び自体が楽しい、そんな時間の使い方もあるはずです。
大人になると
「子どものころ、学生のころ、もっと勉強しておけばよかった」
そんなことを言う人も多くいます。
そこで言う勉強というのは、おそらく何かの場面に遭遇した時、知識が乏しくて惨めな思いをしたとか、残念な結果を生んだとか、そういう類なのかもしれません。
ですが、それとは別に……言い換えれば、子どものころの学校での学びとは別の、範囲も多岐にわたる勉学、これはどこまでいっても終わりはありません。
人間、その気になれば死ぬまで勉強できます。
成人して大人社会での経験を経ていくにつれ、多くの刺激や環境で心が本当に欲するものを得たくなります。
大人になったからこそ自分に必要なもの、身に付けたい知識、それらが表面化するのではないでしょうか。
だからこそ、これから身に付けていけばよいのです。
「何かを始めるのに遅すぎるということはない」
これはいつも私の頭の中に刻まれている言葉です。
言うなれば「座右の銘」……ちょっと大げさですが。
会社勤めをしている間はプライベートでやりたいことを思う存分するというのはなかなか難しいという人もいると思います。
しかし今の時代、学ぼうと思えばいろいろな手段があり、セミナーやサークル、あるいは通信講座などもありますし、更にコロナ禍の影響で多方面でオンラインで物事が進められる環境にもなりました。
独学でも書籍やメルマガなどだけでなく、ⅬineやYouTubeなどを利用するという方法もあります。
よほど難しい、高度の専門分野的なものでなければ、なにかしらそこそこの知識を得ることはできます。
そしてなにより、スキルを習得しようとするその過程自体を楽しんで残りの人生に費やすという、それだけでも充実した日々を過ごせる気がします。
人生100年時代、この先の自分の人生を如何様に作り上げていくのか、それは自分自身が選択できるのです。
家族や人様に迷惑をかけない程度に、自分自身を楽しませイキイキ生きるということは、決して自分を責めるべきことでも、わがままなことでもないと思います。(そう思いたいけど……小心者の筆者……)
自分が笑顔になれるということは、ひいては周囲の大切な人をも、しあわせにもできるのではないかと感じています。
ちっぽけなことでも、独りよがりのことでも、興味があれば、あるいは好きなことなら一歩踏み出してみる勇気を持ちたいですね。
せっかくこの世に生を受けたのですから、せめて自由な時間を持てるようになれたら自分軸で生きてみたいじゃありませんか。
さて、みなさんは働き世代を終えたらなにか挑戦してみたいことありますか?
夢はありますか?
「人生100年時代」まだまだ夢多かりし……素敵だと思います。
ご訪問ありがとうございました。
あなたのこれからの人生、さらにイキイキと耀けることをともに喜びたいと思います。
注意‼ 最近はネットなどから、詐欺まがいのものや、容易く収益を得られるようなうまい話が溢れています。
決して安易に手を出さず、それが安全なものであるかどうか、必ず口コミなどを検索‣確認し、騙されないよう慎重に望んでください。
以上、『好奇心からの便り』から好奇心を揺さぶりたいおはなしでした。