日本一高い灯台
島根県 日御碕灯台(ひのみさきとうだい)の遊歩道散策
こんにちは。
好奇心からの便りです。
夏本番!
海が恋しい季節になりました。
海から連想できるもののひとつに灯台があります。
ところで、日本で一番高い灯台、ご存じでしたか?
島根県出雲市にある日御碕灯台(ひのみさきとうだい)がそうです。
日御碕灯台は高さ43.65mあります。
この灯台は、外壁は松江市美保関町で切り出された硬質のまっ白な石材で仕上げてあり、内壁はレンガ造りで、外壁との間に空間が設けてある特殊な2重構造となっています。
日本には大小さまざまな灯台、約3300基余りありますが、その中で見学目的で、実際に登ることのできる灯台は全国で16基あるそうです。
日御碕灯台もそのひとつで、灯台の内部から約40m余りをらせん階段を使って登っていくことができます。
高所恐怖症の方は登ることは控えられた方がよいかと思います。
(余談ですが、この階段は中心の柱から離れていて、階段を登ること自体が恐怖です)
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日御碕灯台の駐車場にたどり着いてまず目に入ってくる灯台への感想は
「なんだ、たいしたことないじゃん」と感じると思います。
ですが、順路に沿って下っていくと納得できるはずです。
実物を実際に真下で見上げた姿は写真からのイメージよりグーンと圧倒されます。
ここは遊歩道が整備されており、灯台から左右に遊歩道が続き海風を感じながら散策を楽しむことができます。
左手の方に進んでいくとウミネコの島で知られている経島(ふみしま)があります。
経島はウミネコの繁殖地となっており、たくさんのウミネコを見ることができます。
反対側、右手の方へ向かうと、「出雲松島」の景色が目の前に現れてきます。
遊歩道の脇には可憐な山野草の花も数種類見られました。
白亜の灯台から遊歩道を伝い、碧い海を見下ろしながらじっくり歩いてみると、日常のこまごまとした現実がいっときどこかへ消えてしまいます。
そんな時間も時には必要ですよね。
日御碕には2022年11月に星野リゾートの『界 出雲』がオープンいたしました。
碧き日本海を見下ろしながらの優雅なひとときをご堪能下さい。