こんにちは。
好奇心からの便りです。
いろいろな方のブログを拝見していると、それぞれの方の日常が垣間見えたりします。
日々を有意義に過ごしていらっしゃる方、仕事に情熱を向けていらっしゃる方、家族や周囲の人に心を配っていらっしゃる方、辛いことを抱えておられる方など様々です。
そういった方々の記事を読み、時々コメントを書かせていただくこともあります。
伝えたい思いはあるのにどう伝えて良いのか分からない時もあります。
明るい話題や、なるほどと勉強になるような記事に対してはごく自然にコメントを書くことはできますが、中にはお辛い立場であったりすると、何かしらの思いはあっても、しばし考えてやっぱりコメントは控えさせていただいたりします。
私ごときが言う立場ではないなとか、私が伝えたいことなんて百も承知されているだろうとか、ありきたりの表面上だけの薄っぺらいものしか伝えられない、などと思ってしまうのです。
ありきたりの言葉しか言えないのなら、黙っていた方がずっとましなんじゃないかとも思います。
たとえば、深刻な身体や心の不調があるという風な記事もよく見かけます。
ご本人のことであったり、大切なご家族のことであったり。
そんなとき、「お大事になさってください」「焦らないでください」なんて伝えたところで所詮他人ごとにしか聞こえないだろうなとかって思います。
かと言って医者ではないのに、専門家ではないのに「こうなさってみてはいかがですか?」とか、「こうこうこういう気持ちでいてください」なんて偉そうに言うのはそれこそ、もってのほかです。
また、何と言って言葉(気持ち)を伝えればよいのかも分からない時もあります。
どう言葉をかけてあげれば良いのかもわからない、そういうこともあります。
それは身体的なことだけでなく他の様々な状況におられる方に対しても同じです。
伝えたところでどうなるものでもない、状況が改善するわけでもない、それが分かっているから何も言いませんし、言えません。
ブログだけにとどまらず、日常の身の回り、たとえば職場などでも同じことは言えます。
当人にしか分からない心身の苦痛、状況の度合い、そんなところに首を突っ込むわけにはいきません。
ここはするっと拝読させていただく、あるいは話を黙って聞く、それだけに留めておいた方がずっと親切かもしれません。
以上
好奇心からの便りでした。
お読みいただきありがとうございました。
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