こんにちは。
好奇心からの便りです。
「※本題に入る前にお知らせをひとつさせていただきます。
この度このサイト『好奇心からの便り』をメインブログに置き換えます。
これまでのメインブログ『Shikanosuke‘sblog ボケとツッコミ時々人生考察』
がサブブログに変更となります。
今後もよろしくお願いいたします。」
令和4年も残すところ10日余り。
時間って不思議ですね。
速く感じたり、遅く感じたり。
イヤなことはなかなか時間が経たないのに楽しいことはあっという間、そんな風に感じること、よくありますよね。
でも、1秒1秒は規則的に刻まれ、それはこの地球ではどこも同じ。
捉えどころのない『時間』という不思議な空間。
敢えて時間というものを現実的に感じようとするなら、手っ取り早いところでは『時計』というところでしょうか。
今日はその時計の中でも、「砂時計」についてご紹介したいと思います。
砂時計と言えばなんとなく、机の上や窓際なんかにそっと置かれているイメージを抱きませんか?
どことなく哀愁漂う、レトロな情景でも浮かびそうにもなったりします。
世界一大きな砂時計 大晦日に回転
仁摩サンドミュージアム
さて、その砂時計、日本にはギネス認定もされている世界一大きな砂時計があることをご存じですか?
それは島根県大田市の仁摩町(にまちょう)にある『仁摩サンドミュージアム』の砂時計です。
仁摩サンドミュージアムは、平成3年3月3日にオープンしました。
建物にはガラス張りになっている6基のピラミッドがあります。
定休日は毎週水曜日ですが、訪れたこの日は水曜日ではなかったものの、あいにくの休館日になっていました。
ここはまた漫画「砂時計」(2003年~2006年)(芦原妃名子 作)の舞台になり、のちにこの作品は小説やドラマ、そして映画化にもなりました。
世界最大1年計砂時計『砂暦』(すなごよみ)
世界最大の砂時計はサンドミュージアムのいちばん大きいピラミッドの中に収められています。
休館日だったため、館内の写真↓はパンフレットよりお借りして掲載しております。
仁摩サンドミュージアム
世界最大1年計砂時計『砂暦』
高さ 5 . 2m
直径 1m
砂の総重量 1t
この砂時計は『砂暦』(すなごよみ)と名付けられており、粒の直径 0.106㎜平均の砂が1年をかけてほぼ、落下するように設計され、設置されています。
カウントダウンイベント「時の祭典」
仁摩サンドミュージアムでは、「時の祭典」というイベントがあります。
これは砂時計『砂暦』を反転させ、新しい年の時を刻むためのイベントです。
毎年大晦日の12月31日、23時55分から5分間をかけて、新しく迎える年の干支の年男、年女、合計108名で紅白の大綱を引いて砂時計を回転させるそうです。
この反転をさせる作業が、人力だということが意外でした。
例年ですと、花火や少し早い時間からの屋外イベントもあるそうなのですが、新型コロナ感染防止のため、ここ数年は行われていません。
今年、令和4年12月31日のカウントダウンイベントは、屋外イベントなどは中止ですが、参加希望の応募者の中から、抽選ですでに選ばれた108名の方による『砂暦』反転のイベントのみが行われるようです。
(抽選で選ばれなかった方など、一般の方の見学もできないそうですので、ご注意ください)
現地で実際にイベントを見ることは今年もできませんが、その模様をFacebookLive(仁摩サンドミュージアム)にて配信されるようですので、興味を持たれた方は、そちらの方からお楽しみください。
ミユージアム裏手公園案内
ミュージアムの裏手は広い公園になっています。
お子さまから大人まで自由に散策など、楽しんでご利用になれます。
アクセス
JR出雲市駅より西に約1時間(45.2km)(山陰自動車道と国道9号利用)
その他ご案内
休館日 毎週水曜日 ( 変更の場合もありますので、事前にご確認をお勧めします)
入館料 高校生以上 730円
小中学生 360円
注意 館内飲食・ペット持ち込み不可
あとがき
今年は大晦日、カウントダウンイベントへの参加は間に合いませんが、気候の良いときに是非いちど、世界最大の砂時計の迫力を間近でご覧いただくのも、思い出のひと時として、記念になるのではないでしょうか。
お近くにお越しの際には、鳴り砂の浜「琴ヶ浜海岸」や世界遺産「石見銀山」などその他、島根県西部にも多くの観光スポットがありますので、そちらの方も楽しんでいただければと思います。
以上、世界最大の砂時計 仁摩サンドミュージアム『砂暦』の紹介でした。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以下に島根のその他お薦めスポットについての、これまでの記事をまとめてみました。
今後の観光の参考にしていただければうれしく思います。