こんにちは。
好奇心からの便りです。
〈みんなのお題に答えてみよう〉に答えてみます。
【人生で一番古い記憶】
保育所に入園するより前のことです。
わたしは、姉たちとは年が離れていて、姉たちが学校へ行った後、わたしは家で姉たちが帰ってくるまではひとりで遊んで待っていました。
で、何をしていたかと言えば、歯磨きをしていたのです。
気が向くと歯磨きをしていたのです。
あのころは現代とはちがって、誰でも食後のあといち日3回、もしくはそれ以上も歯磨きをするという人は少なかったと思います。
歯磨きはせいぜい起床時や、夜寝る前、というのが一般的だったように思います。
今のようにテレビで歯磨き剤の多数の企業が様々にコマーシャルを流していたようには記憶していません。
そんな時代に、幼いわたしはただただ歯磨きをするのが楽しくて、それが遊びの一環になっていたのだと思います。
なので、3歳児検診のとき、この年齢で虫歯ゼロというのは本当に珍しいと歯医者さんに褒められたと母が言っていました。
今頃は虫歯ゼロのお子さんの方が多いと思いますが……。
ということは、3歳前後の記憶だと思います。
実は、なぜ私が歯磨きを好んでしていたのかというと、当時発売されたチューブの歯磨きのフルーツ味、これが美味しかったのです。
その頃はおやつのお菓子もそれほど多様ではなかったし、田舎なので、お店も少なく選び放題ではなかったのではないかと思います。
ですので、わたしにとって歯磨き剤はおやつ感覚だったのかもしれません。
それ以前は、歯磨き剤も粉のものが主流だったと思います。
大人向けの辛味のあるものばかりでした。
それがチューブの練り状のものが開発され、そして子供向けに果物などの味付きのものが出回ったのです。
ほんとうに暇さえあれば歯磨きをしていました。
それが一番古い記憶のような気がします。
一番古い記憶というのは、写真や家族からの話が自分の記憶なのだと勘違いしていることもありますよね。
ほんとうに自分自身の感覚的な一番古い記憶はこの歯磨きをしていたあたりですね。
ということで、きょうはみんなのお題からお便りを書きました。
あなたの一番古い記憶は何でしょうね?
ご訪問ありがとうございました。