好奇心からの便り

好奇心旺盛に神々の出雲の国周辺や、日常の気になる情報をお届けします。

晩秋の道、散歩したいな

車を走らせていると気になる場所や風景が風のように行き過ぎていきます。

 

 

 

 

車を止めて少し歩いてみたいなと思うことがしばしば。

とはいえ、後続車などを気にしたり、時間に余裕が無かったり、車を止める場所がないとか、不審車(不審者)だと思われそうで怖かったりとか……小心者です。

 

そんなこんなで結局一瞬で通り過ぎるだけになります。

 

 

こんにちは。

好奇心からの便りです。

 

 

のんびりとあんなとこ、こんなとこ、じっくりと散策したいなと思うことが良くあります。

散歩くらい勝手にすれば? と思われるでしょう。

 

ですが、たとえば家の近場周辺を歩くなんてことに勇気がついてこないのです。

 

それっていったい何なのでしょうね。

 

 

毎朝ルーティンにして散歩(或いはウォーキング)を楽しんでいらっしゃる方を見かけると、その方々の心のゆとりみたいなものがなんとなく感じられ、羨ましくなります。

 

私の場合、近所を歩くのはかなり抵抗があるのです。

ご近所さんに道端で出会うのがちょっと苦手で。

 

 

日頃車で出掛けることが多く、様々なところに行くのですが、その出先で、ほんとうはこういう所じっくり歩きたいななんてよく思います。

 

そうした時にふと感じるのは、屋外、特に田舎などは思いっきり走り廻れるような場所がたくさんあるのに子供たちの姿をほとんど見かけないということです。

 

自分が子どものころは真っ黒に日焼けしながら野山(田舎育ちなので)を友達と毎日のように外が暗くなるまで駆けずり廻っていました。

 

 

 

 

こんな環境の良い場所があるのにもったいないなと思います。

きっと子供であった私ならこういうところで思う存分走り廻っているだろうなと。

 

現代は学校が終わっても塾や習い事で子どもたちも外で遊ぶ時間さえ無くなっているということも原因のひとつでしょうけれど……。

 

さて、海外の方が日本にきて驚かれることのひとつに、小さな子どもがひとりで外を歩く姿なのだそうですね。

 

海外では危険がはらんでいるという事情から、小さな子どもを一人で外出などさせない国が多くあります。

 

日本のように治安が良ければそんなことにはならないのでしょうが、日本で生まれ育ち、子どもは外で遊んであたり前という環境というか文化(?)が根付いている私には海外の子どもたちが何やら可哀そうになってきます。

 

しかし、昨今、わが国も一歩外に出れば事件に巻き込まれるような危険なことも多くなってきました。

(今では家にいても脅かされる事件が増えてはいますが)

やがては日本でも小さな子どもはひとりで外出などさせられないような環境になってしまうのでしょうか?

そうはならないことを祈ります。

 

 

かなり話題がタイトルの趣旨から横道に逸れてしまいましたネ。

話を戻しましょう。

 

四季折々に姿を変える日本の風景。

 

日本は広葉樹や針葉樹などの樹木、さまざまな植物が存在できる風土です。

それによってこの季節も彩り豊かな絵画のような光景を目にすることができます。

 

 

 

しかしそんな日本ではあるけれども、近年のさまざまな環境の要因により、徐々にその四季の変化が薄れていくのでは? という不確かな疑念の危惧が広まっている気もします。

 

それでもまだ春夏秋冬、それぞれに季節ごとの風情は完全には失われてはいません。

その疑念が現実化せぬよう、私たちは守っていきたいものと思います。

 

時にはこの四季の風景を愛でることも、日本独自の情緒の存在を感じ取ることができるもののひとつではないかと思います。

 

 

晩秋を迎え、つい、街路樹や山々の秋の色合いに眼を止め、心を持って行かれそうになる自然の美しさに、日々の雑多な物事を忘れてゆっくり散策したいなと思う今日この頃です。

日本に生まれ育ったこと、感謝です。

 

以上好奇心からの晩秋の便りでした。

お立ち寄りいただき感謝いたします。

 

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