こんにちは。
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たぶん40代~50代あたりまではまだ物欲があって、不要なものを手放してその代わりに新しいものを迎え入れる楽しみもあるかもしれません。
ところがさらに年を重ねていくと物欲が減っていき、余計なモノは持たないようにしようとか、不要になったものは手放しスッキリ暮らそうとか、もしかして年齢に沿ってそんな思いになっていくのではないかなと感じます。
近年モノを手放すミニマリズムや終活、捨て活などという言葉とともにその行動を実践していく人が増えています。
世の中はモノが溢れすぎてそのモノたちに翻弄されてきた気がします。
特に60代、70代辺りまでくると、本当に必要と思えるモノって減っていく気がします。
もちろん個人差はありますから、一概には言えません。
人は人生の終わりに何かを持って逝くことはできないことを知っています。
逝くときは身体ひとつです。
「ならばできるだけ今のうちに不要なものを手放していこう」
「あとに残る人に迷惑をかけないように」
そんな風に思っている人は多いでしょう。
本当に大切なものって形のあるものは少ないと思います。
逝くときは形のない大切なものだけしか持って行くことはできません。
逆に言えば、形のない大切なものを抱きしめていくことが出来たら幸せなんじゃないでしょうか。
少しづつ今あるモノたちを手放そうとしたら、これが案外難しくて。
本棚に並んでいたお気に入りの作家さんの書籍数十冊、他の本と一緒に先日思い切って手放しました。
処分するため選び出すとき躊躇しました。
部屋の中を片づけようという気構えで取り組もうとすると、面倒くさくて憂鬱になりますし、好きな本を手放すことにも抵抗がありました。
そこで考え方を変えました。
今のうちから終活を始めなければ、これは終活だ……と。
するとなんだか吹っ切れて手放す理由を見つけられた気がして作業がはかどりました。
まだまだ家の中にはモヤっとするもので溢れていますが、終活だと割り切れば何とか片付いていくかもしれないという期待を寄せています。
時間はかかるかもしれませんが、少しづつ、少しづつ。
ではまた。
好奇心からの便りでした。
お立ち寄り、ありがとうございました。
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