お早うございます。
ご訪問いただきありがとうございます。
わが家の今年のみかんは大きく育ちましたが、全部で5個しか実りませんでした。
去年は何十個も生っていたのに。
剪定しすぎたせいかもしれません。
みかんのひと房って、たったひと口の僅かなものです。
でももし、とてものどが渇いていて、他に渇きをいやしてくれるようなものが何も無かったら。
一瞬でものどは潤されます。
たとえ5個でも実ったみかんに感謝です。
今朝の言葉
『みかんひと房だけの水分』
小学生の時の国語の教科書に、題名は覚えていませんが、天の川と北斗七星にちなんだ物語だったような気がしますが、一組の母娘のお話が載っていました。
記憶が曖昧ですが、たしか、その親子は何かの事情で食べるものも飲むものもなく途方に暮れていたように覚えています。
その上、母親は弱り果て、今にも命が失われそうな状況でした。
娘はどうしても母親にひと口でもよいから水を飲ませてあげたいと思っていました。
ある時、娘は偶然不思議な老人に出会いました。
娘はその老人から一杯の柄杓の水をもらい、自分自身ものどが渇いていたのに、自分は我慢して母親に飲ませました。
すると、母親の命は助かり、更に柄杓の水は絶えることなくあとからあとから溢れ出して、それが最終的に天の川と北斗七星になった……そんなようなストーリーだったと記憶しています。
あまりにも昔のことでかなり間違っているかもしれません。
みかんを食べるときなぜかときどき思い出すのです、このお話を。
そして思うのは、今世界中にひと口の水すら口にできない人がいるかもしれない。
たったひと房だけの、たったひと口のみかんでさえ、もしかしたら誰かの命を助けることもできるかもしれないと。
たったひと口の水やみかんでは命までは助けられないとしても、地球のどこかでそのひと口の水分を求めている人がいるのではないだろうか、そんなことが頭をよぎるのです。
命をつないでくれるもの、尊いですね。
モノで溢れかえっていると見えないものがあります。
ではまた。
好奇心からの朝の便りでした。
みなさま、どうぞ良い一日を。
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