好奇心からの便り

好奇心旺盛に神々の出雲の国周辺や、日常の気になる情報をお届けします。

VIVANTロケ地奥出雲(島根)トロッコ列車「おろち号」今秋お別れ

秋分を境に、これからだんだんと日照時間が短くなっていきます。

やれ暑いだの寒いだのなどと言いながらも時は経っているのですね。

こんにちは。

好奇心からの便りです。

 

あんなに暑かったのに北の方から紅葉の便りがそろそろ届く季節になりました。

 

先日島根県にある奥出雲町に行く機会がありました。

奥出雲は先ごろ話題になったTVドラマ「VIVANT」や、他の映画やドラマなどのロケ地に何度も採用されている国の重要文化財、櫻井家住宅などある地域です。

 

その奥出雲にもすでに秋の気配がありました。

奥出雲町三井野大橋 長さ305m 幅10.75m 主塔高89m

 

さて、今回は「VIVANT」の直接のロケ地ではありませんが、同じ奥出雲にある三段式スイッチバックで知られる出雲坂根駅からの観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」をご紹介します。

 

JR木次線の木次駅から広島県備後落合区間を走る「おろち号」。

鮮やかな青とまぶしい白の緩やかな曲線をベースにした車体に星をちりばめた装飾の美しい列車です。

 

2両編成でそのうちの1両はガラスや壁のない大きく解放的な窓で、思う存分季節の風や風景を楽しむことができます。

 

 

 

島根県と広島県を結ぶこの木次線のトロッコ列車「奥出雲おろち号」、実は今秋11月23日残念ながら、ラストランとなります。

 

この列車は2021年6月3日より木次線を中心に運行されていました。

 

しかし、現在運行している車両自体は製造から50年経過しており、老朽化が進んでいるとし、JR西日本は2023年11月23日をもってこのトロッコ列車「おろち号」の運行を終了すると発表しました。

 

多くの鉄道ファンや、そうでない方々にもとても愛された「奥出雲おろち号」。

木次線沿線は神話ヤマタノオロチ伝説の地ということから「おろち号」と命名されたようです。

 

沿線にある出雲坂根駅(いずもさかねえき)。

ここは広島との県境に近く、三段式スイッチバックとなっています。

出雲坂根駅

「おろち号」はこの先、西日本で一番標高の高い駅「三井野原駅」へ向かうため全国でも少なく、西日本ではここだけの三段式スイッチバックの線路を上っていきます。

 

左から来た列車はこの駅で一旦停車し、運転士さんは列車後方へ移動されます。
そして再度列車はもと来た左手に向かいます。
その後10分位?(不確か)経過すると駅舎後ろの山の中腹をさきほどの「おろち号」が再び右に向かう姿を十秒程度ですが捉えることができます。
(最終日は可能ならできるだけゆっくり走行を期待したいですね!)
 
トロッコ列車「おろち号」が終了となるのはとても残念ですが、島根県のこの奥出雲は自然豊かで、また神話の舞台でもあります。
見どころもたくさんあって、とても魅力あるスポットです。
 

三井野大橋 下からの眺め

これから10月に入ります。

10月はこちらの地域は神在月。

紅葉も見頃を迎えるようになってきます。

 

そして11月、いよいよ「奥出雲おろち号」お別れの日が近づきます。

紅葉の中、風情豊かに走る「おろち号」。

 

晩秋の行楽。

その予定のひとつに組み入れるのもお薦めですね。

 

出雲坂根駅アクセス

 

以上、好奇心からの便りでした。

ご訪問ありがとうございました。

神話の里 島根奥出雲へのご訪問もお待ちしております。

 

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