多少残暑が残るものの、秋ですね。
秋風は爽やかさと少しの心細さを運んでくるような気もします。
こんにちは。
好奇心からの便りです。
いよいよ秋の行楽シーズン到来です。
今回は前回に引き続き、島根の奥出雲のご紹介です。
前回書ききれなかった奥出雲のループ橋をご紹介したいと思います。
前回ご紹介したスイッチバックの出雲坂根駅を少し進むと、奥出雲のおろちループに入ります。
島根県の奥出雲町八川を走るループの道路。
ここは日本最大規模の二重ループの道路です。
日本神話の中にある、奥出雲が舞台のシーンに登場するヤマタノオロチがとぐろを巻くイメージから、「おろちループ」と名付けらています。
このおろちループは広島県と島根県をつなぐ国道314号線の坂根から三井野原区間の、高低さ105mをループ形式で駆け上がるように作られています。
ループ道路区間の全長は2360m、大小11の橋と3つのトンネルからなる日本最大規模の二重ループ方式道路となっています。
二重ループを上り切ると左手に道の駅「奥出雲おろちループ」があります。
道の駅舎内には地元でとれた山野菜や工芸品、地元オリジナルの調味料や加工食品、お菓子などのほか、飲食ブースもあります。
これ↓は道の駅に展示されていたおろちループ橋の全体像の写真です。
写真中央の赤い橋脚の橋が三井野大橋で、おろちループを上がり切った先にあります。
この橋の高さは105m、長さが392m。
なお、このおろちループの道路は規模が大きすぎるため、また山々に囲まれているので、道の駅付近の展望台や、三井野大橋などからでも自分の眼で見渡したり、手持ちのカメラなどで全景を捉えることはできません。
この橋には歩道もあり、中央付近まで行けば、先ほどくぐってきた下の道路を見下ろすことはできますが……これが、非常に怖い‼
高所恐怖症の方はご遠慮ください。
かく言う私も足がすくみ、中央どころか、5~6mほどのところで欄干から覗き込んだものの身が縮む思いでギブアップ。アタフタと引き返しました(◎_◎;)
いや~~~ほんと、ビビりました!
なので三井野大橋からの写真は死ぬほど恐ろしくて(@_@;)撮れませんでした。
そんな心の余裕、全くなかったです。
震えてスマホを落とす可能性大ありでしたからね。
さて、気を取り直して、ここは日本海側の山あいで標高が高いため冬はかなりの降雪量になります。
しかし、春の山桜や若葉の色、夏の深緑、そしてこれからの時季、紅葉の素晴らしい景観を満喫できます。
三井野大橋を渡ってしばらく行くと西日本では一番標高の高い三井野原駅に到着します。
そしてほどなく広島県へと入ります。
広島は行ったことあるけど島根はないなぁ、という方も多いのではないでしょうか。
島根は広島の隣です。
中国山脈を越えなければなりませんが、こうゆう奥出雲の山あいを走って自然を最大限に感じながら山陰の旅もまた良いと思います。
ぜひこの秋の観光にどうでしょう。
神話の国出雲、奥出雲、見どころたくさんあります。
神在月の出雲、神様のパワーをたくさん受け取れるかもしれません。
どうぞ一度訪れてみてください。
お待ちしています。
前回関連記事
以上
好奇心からの便りでした。
お立ち寄りありがとうございました。
↓ランキングに参加しています。クリックしていただけると喜びます♪