こんにちは。
好奇心からの便りです。
携帯電話のLINEアプリ、あたり前のように使われていますね。
先日あるテレビ番組で今どきのLINEの使い方についての話題がなされていました。
それは最近は「!」マークや絵文字、文末の小文字などは使わないというのです。
この傾向は若い人に広まり、これらを未だに使うのは中高年に多いとのこと。
また、語尾の一文字をカタカナにするのも今はナシだそうです。
たとえば「よかったネ」など。
確かに私も中高年の部類で、普通に使っています。
!マークや絵文字が入ってると若い人には目障りなようです。
LINEはチャット感覚で使うので、できる限り短い言葉(ほぼ単語)で会話をするのだとか。
驚いたのは、句読点すらも使わないとのこと。
それこそ「⁉」という感じです。
なぜそういうことになったのか、それは返信を瞬時にして会話をやり取りしているので、絵文字や句読点など必要ないというのです。
グダグダ長文を送ると面倒くさがられ煙たがられるようです。
また送る場合もわざわざ「!」マークや絵文字なんかを打つ時間すらムダな時間、と捉えられていました。
短文、といっても文章とまでも言えない、ほぼほぼ単語だけの会話。
それで十分成り立っているようです。
たとえば街角で偶然好きな有名人に遭遇し、それを友人にLINEで報告したとしましょう。
私たちの世代であれば
さっき○○のところで○○さんがいたのよ‼ もう、ビックリよ!
うっそ~、マジ⁈ すご~い、うらやまし~い(≧◇≦)
でしょ? あぁ~~~最高♡♪
みたいな感じのものが最近では
○○いた
どこに
○○
すご
……たぶんこんな風になるのでしょうか。
なんか全然すごそうに感じませんが……。
何が違うか。
違和感は何か。
ズバリ、感情!
感情はどこへ行った?
そんな気がします。
ところで「?」マークは使うのでしょうか?
さすがにこれは使わないと会話がおかしなことになりますよね。
ではそれも使わないとして、現代風のLINEのやり取りをしてみましょう。
Aさん 「気にしてる」
Bさん 「ぜんぜん」
Aさん 「まじ」
Bさん 「うん」
Aさん 「良かった」
Bさん 「してると思った」
Aさん 「うん」
Bさん 「それはない」
こんなのがあったとしたら?
Aさんの「気にしてる」という言葉は自分の思いなのか相手に聞いているのか?
ここではBさんが「ぜんぜん」と答えているので、Aさんの「気にしてる」は相手に尋ねたことになりますよね。
Bさんは自分に向けられた質問であると理解できていることが不思議です。
逆に後半の「してると思った」というのはBさんがAさんに対して肯定文で言っているように思えます。
ですがこれはAさんに質問しているんですね、自分が気にしていると思っていたのかと。
ちょっとわかりにくいと思うので、この例文を私たちの世代のLINEのやり取りでやってみましょう。
気にしてるんじゃない?
ぜんぜん(*^_^*)
ホント?
ホントだよ。
良かったぁ~!
私が気にしていると思っていた?
うん。
それはないからね、大丈夫だよ(^_-)-☆
ちょっと装飾してこんな感じになりました。
そう、装飾の部分が入るんですよね、感情が入るから。
それによって相手の本心が少しは感じ取れる。
疑問符?や感嘆符!絵文字♡、そんなものをつけないとなかなか本心が伝わらない、そんな気がします。
そこ、それなんです、感情が現れているかいないか、その違いが見てとれます。
けれども若い世代の間では、以前のように感嘆符や絵文字、小文字、これらを使うとドン引きされる感じです。
高齢者扱いされるとか、古いとか言われる。
よくよく考えてみたら古くちゃいけないの?
高齢者はダメなの?
そんな風に思いませんか?
若い世代に合わせなくてはいけないのですか?
若者の思考が優先ですか?
若い人の意見や思考、これはとても大切です。
これからの社会は彼らがつくっていきます。
彼らはここから先の社会を担っていく宝物の存在でもあるわけです。
私たちの世代はそんな彼らを見守っていく存在です。
だから彼らを尊重しなければなりません。
しかし、だからといって全てのことを若者の思考優先で物事を判断するのは違う話になります。
たかが携帯電話の使い方ごときでこうしてブツブツ言うのもなんですが、しかし、絵文字を使ってるからとか、グダグダの長文を送ってくるからとかで時代遅れだといわれたり、嘲るような言動をされるというもの、それはそれでなんか腑に落ちません。
だってこの社会に生きているのは若者だけではないのですから。
違うでしょうか?
違和感を感じるのは変でしょうか?
そんなことが気になったのですが、皆さまはどうでしょう。
以上
好奇心からの便りでした。
色々反論もおありかと思います。
そういった方はコメント欄に書いていただくと喜びます。
こちら↓ちょっと息抜きサブブログ