こんにちは。
好奇心からの便りです。
節分が過ぎ立春となりましたが、まだまだ春は遠いですね。
けれども出雲市の公園の梅林では紅梅をはじめ、蝋梅や白梅も花を咲かせ、あたり一帯かぐわしい香りに包まれていました。
先日島根県出雲市にある「富(とび)神社の石」というものの存在を知りました。
今日はその富神社の金運が授かるといわれている石について少しお話したいと思います。
『富神社』(とびじんじゃ)
由来
富神社は、島根県出雲市斐川町富村にあります。
主祭神は八束水臣津野命(ヤツカノミズオミヅノミコト)で、古くは出雲風土記や諸々の古文書にも「出雲社」として記されている由緒ある神社だそうです。
富神社の由来は、ヤツカミズオミヅノミコトが国土の創成を成し遂げ、この地に鎮座したことが始まりであると記述されています。
「富」の文字がつくことから、縁起が良いとされ、現在では金運アップや当選祈願のパワースポットとして広く知られるようになりました。
そして、この神社にはその金運のご利益を授かる「石」があるそうです。
『富待石』(とみまちいし)
富待石のご利益
その石は『富待石』(とみまちいし)といわれ、出雲地方の名産である来待石(きまちいし)から作られており、分銅の形に加工されていて、この形はお金を表しているそうです。
この石に願いのものを挟むことにより、神様からのご利益が届くようにと、御祈祷をされているのだそうです。
また、この富待石に使われている来待石は、古くから出雲地方の神社仏閣には多く使われており、神々にゆかりのある石です。
入手方法と使い方
富待石は本殿横にある備え付けの箱に収められており、その箱の中の左側に御初穂両(2022年2月現在2000円)を納め、石の入った紙袋をいただきます。
富待石の入手をご希望される方は、お釣りをいただくことができないため、予め千円札2枚をご用意ください。
富待石は数が限られており、午前中の参拝であれば入手できる可能性は高いです。
袋の中には、富待石と黄紙といわれる願い事のものを挟むための台紙が入っています。
この黄紙は出雲地方に古くから伝わる斐伊川和紙(ひいかわわし)で作られ、金運をもたらす黄土色に特別に染めてあるそうです。
願い事を書いた紙や宝くじなどを黄紙の台紙に挟み
同封してある2本のひもを通して結び
富待石に挟み机や棚に置き
願いが成就することを祈り御利益を願ってください。
「富神社」アクセス
住所
島根県出雲市斐川町富村596番地
JR出雲市駅から国道9号線を東方向、斐川方面に向かい県道197号線に入ります。
出雲市駅からは車でおよそ10分程度かかります。
この富神社の場所は大通りには面していないので、多少わかりにくいかもしれません。
辺りは田園や、民家などが点在する斐川平野(出雲平野)の中にあり、近くには小学校、また西野幼稚園のとなりに位置しています。
おわりに
神社の建物はさほど大きくはありませんが、神社ならではの静かな落ち着ける佇まいで、境内には至る所に分かりやすい説明の看板も設けられています。
この由緒ある神社の『富待石』で金運上昇のご利益をちょっと期待してみたいものですね。
ご訪問ありがとうございました。
みなさまに金運、幸運のご利益が賜りますことをお祈りいたします。
好奇心からの便りでした。
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