好奇心からの便り

好奇心旺盛に神々の出雲の国周辺や、日常の気になる情報をお届けします。

人命救助と武力行使の大差

こんにちは

好奇心からの便りです。    

 

テレビから流れる北陸地方の地震被災状況。

 

被災地の方、関係者の方、全国から支援に向かわれている方々等の心身の疲弊、測り知れません。

 

一方で、国外に目を向けると相も変わらず悲惨な紛争が続いています。

 

国内では人の命を救うために必死に多くの人たちが自然災害と戦っている。

なのに国外ではあえて多くの人の命や生活を躊躇なく奪う行為がなされている。

 

この二つの真逆な現象が私には納得できません。

 

わが国では、寸断されたライフラインや生活をするための住居、それらをできる限り早急に復活させるべく、寒い中懸命に動いているのに、中東やウクライナとロシア、そうした地域では容赦なく破壊している。

 

おなじ地球に存在しながらこんな矛盾が起こっています。

 



子どものころ、国同士がなぜ戦争をするのかよく分かりませんでした。

 

けれども分からないなりに、単純に戦争とは国土を奪い合うものだと思っていました。

「そんなに領土を奪い合って何になるのだろう?」と疑問を抱いていたのです。

 

とても多くの人が犠牲になって苦しんだり悲しんだりしてまで、なぜ争うのか理解できませんでした。

 

そして戦争なんて絶対してはならないもの、それは子ども心に強く思っていました。

その思いはたぶん小学生の頃からだったと記憶しています。

 

 

中東やウクライナにおいては、幼い子供たちまでもが、あるいは戦争に至った経緯について何の責任も関係もない一般の民間人までもが、なぜ犠牲にならなければならないのかという風にも言われますが、それもちがうと思います。

 

大人だろうが、子どもだろうが、誰であろうと、どんな国であろうと人が人の命を無慈悲に奪うなど、あってはならないことは言うまでもありません。

 

武力、暴力を用いての紛争、戦争。

 

資源の奪い合いや宗教の違い、民族の違い、政権の不安定、大国の介入など、いくつかの原因が内紛や戦争を招いています。

 

それらは武力を伴わなければ解決できないのでしょうか。

人の命を奪わなければ解決できないのでしょうか。

街や住居を破壊しなければ解決できないのでしょうか。

 

 

冬空の下、能登半島地震の被災地では不安定で厳しい天候の中、命をつなぐ水さえままならないうえに、再三にわたる余震が襲う状況下で、ひとりでも多くの人の命を救うべく、救助活動が連日なされています。

 

このひとりひとりの命の重さをしっかり捉え、人命を救うという行為。

それに対し、自国や何かしらの利己的な集団の利益のためだけに無差別に命を奪う行為、全くおかしな話です。

 

 

スケールが少し大きな内容で、知識の乏しい私には根底にある難しいことはわかりません。

なので、子どものころの思いと大差のない稚拙な思考でしかありませんが、しかし、だからこそ、子どもでも納得できる世界になっていってほしいものだと思います。

 

将来の地球を守る者たちが、武力や暴力で制圧するような世界になってはならないのですから。

 

ありきたりですが、どの国でさえ、どんな地域でさえ、どんな民族でさえ平和であるべきです。

そして早急に停戦ではなく、戦争そのものが世界から無くなることを祈ります。

 



以上、好奇心からの便りでした。

目を通していただき、ありがとうございました。


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