同じ状況下の中でも、物事の感じ方、捉え方によっては、そこから生き方がずいぶんと変わってくるということを耳にします。
気分が沈んだ時、少しだけでいいのでその思考をいったん止めて何も考えない時間をつくるのも大切です。
自分の呼吸に意識を向ける、これだけでも違うようです。
こんにちは。
好奇心からの便りです。
悲惨なことが続いた年明けとなりました。
物事は何かしら必然性があっての出来事なのだとか言われたりします。
そうは言っても、あまりの心痛を招くような状況に陥ってしまったとき、そんなその場しのぎのような安易な言葉、受け入れられるはずはありません。
やりきれない思いになります。
ずっとずっと、ずーーーっとあとになって、何年も何年も経って
「あぁ、あのときの、あの出来事があったからこの出会いや成功があったんだ」
そんなふうに思える日が来るのかもしれません。
ですが、それは今ではない。
だから辛いんです。
今感じている思いや感情が、次の自分の世界を創りあげる。
そういうことが言われています。
今ここが辛くても、いや、辛いのは当然ですから否定する必要はないのです。
「うん、辛いよね」
そう認めたうえで深呼吸してみてください。
何も考えずにしばらくゆっくりと深呼吸してみてください。
心が少し、本当に少しづつなんだけど、その辛い今が、一瞬かもしれないけれど、何も変わらないと思うかもしれないけれど、その瞬間ゼロ地点に戻ります。
時どきそうしてみてください。
それを繰り返していくうちに徐々に不安が薄れていくこともあります。
不安や重たい気持ちが一瞬でも消える時間が増えていくと、だんだん目の前のことに変化が起きてきます。
しばらくすると本当に少しづつ、少しづつですが、ある時ふっと気付くんです。
なんか、気持ちが穏やかになっている、なんとかなっている、そんなことに気付くんです。
それでも、それでもどうにもならないこともあるかもしれません。
そんな時は誰かに頼っていいんです。
自分ひとりで頑張らなくていいんです。
話を聞いてもらうだけでも余計な力がスッと抜けることもあります。
不安や焦りが襲ったら立ち止まってゆっくり息を吐き出し、しっかりまた息を吸い込んで、それを繰り返してみてください、余計なことは考えずに。
誰もみな、楽しいことばかりではないです。
でも、辛いことばかりでもないはず。
今、どう受け止めるか……。
今の感情が未来を作ると信じられれば、自ずと思考は変わる気がします。
ご訪問ありがとうございました。
好奇心からの便りでした。