今回もお題に則って記事を書いていこうと思います。
こんにちは。
好奇心からの便りです。
長く人間をやってきていますと、楽しかったことに限らず、悲喜こもごもたくさんの喜怒哀楽の出来事に巡り会います。
その中で「これが一番という楽しかった思い出」は? と思いをめぐらした結果、どうしても一つに絞れませんでした。
なので、きょうはふたつ「今まででいちばん楽しかった日」というのをピックアップしましたので、ちょっとお付き合いください。
《今までに一番楽しかった日》
〈衣装選びと前撮り〉
【ウエディングドレスは誰が着る?】
まずひとつ目は、次女の結婚式までの行程のひとコマ、衣装選びと前撮りのワチャワチャのひと時です。
衣装選びと前撮りはそれぞれ別の日だったのですが、野次馬的な面々を含め顔触れは同じ。
となると、その中で繰り広げられるお祭り騒ぎも同じ。
衣装選びの段階では、お相手のご両親とお会いするのは県外の方だったので、まだ二度目だったと思います。
しかし、「お久しぶりです」からはじまり、主役のふたりが取り換えひっかえ着せ替えごっこをしている間、我々二組の親は即座に意気投合し親密度が深まったのです。
そのうち、女親同士のキャッキャとした奇声(?)
「ねぇ、ねぇ、おかあさん、これステキじゃない?」
なんて友達感覚でウエディングドレスを漁っていたわけです。
男親は男親同士何を話してんだか妙に楽しそうで……。
そうなると主役の二人をそっちのけ。
しかし主役の彼らもまた親の存在どうでもよくて自分たちの世界なわけで。
あげくの果てに女親は、お相手のおかあさんに
「○○ちゃん、これ似合いそう♪」
(○○ちゃんというのは花嫁でなく、あちらのおかあさまのこと(◎o◎)!)
さも自分たちが着るのか? みたいな感覚になっている。
ほんとうに浮かれていました……親が(^▽^;)
【鼻水すすりハイテンション】
こんな感じだから数か月後の前撮りのころには超テンション上がりまくりの親たち。
4月頭とはいえ、鼻水すするほどの気温の下、さくら舞う川辺りでの前撮り。
こちらもテンション高かったのは本人たちより我われノー天気なふた組の親たちでありました。
もっと詳しくはサブブログの中の記事「現代版 嫁姑事情シリーズ」に書いています。
ハチャメチャなコメディチック↓ですが実話です♪
〈サプライズ還暦祝い〉
もうひとつの一番楽しかった日は
夫の還暦祝いの出来事です。
このイベントのために東京在住の息子もスケジュールを調整し、休暇を取って帰省してくれていました。
帰省の理由は夫は知りませんでした。
そして県外にいるふたりの娘たちがそれぞれ家族同伴でサプライズで来てくれたのです。
還暦を迎えた誕生日のその日、当の夫は何も知らずにいつも通り仕事に出かけました。
夫が仕事に行っている間に、わたしは荷物持ちに息子を連れ、買い出しに。
娘たちの方は、毎年家族に誕生日おめでとうメッセージをくれるので、怪しまれないようにその日もさり気なく夫におめでとうのLINEを送っておいたようです。
ここはぬかりなく用意周到。

↑この方は縁もゆかりもないお方です、お気になさらず
先ず、夫が会社から帰ってくる前に次女家族到着。
夫は帰宅時に県外車ナンバーの車を見て、娘たちが来ていることに気付いたようですが、突然の帰省に驚きはしたものの、来た理由はこのときまだわかっていません。
さすがに夕飯時になって、更にまさか長女一家までもが来るなんてことは私と息子以外は夢にも思っていなかったのは当然です。
夫の両親にはうっかり口を滑らされるとまずいと思い、目的は告げず、次女家族が来ることだけ当日の朝になってから、夫の出勤後に伝えました。
さて、客間に夕飯の準備もほぼ終え、みながワヤワヤガチャガチャしているところに……車の音。
気づいたのは私だけ。
ワクワクドキドキ。
そ~っと玄関に行き、だれにも悟られないように長女家族を招き入れ客間の隣の部屋に待機させ。
孫たちは幼いながらも、ひと言も声を発しないよう静かに足を忍ばせていました。
みなが客間に鎮座したところで、隣の部屋からふすまをそ~っと開き
「じぃじ、おたんじょうびおめでとう‼」
「⁉」\(◎o◎)/⁈
長女のこどもたちからの声かけに一同唖然⁈
(一同と言っても驚いていたのは夫と義父母)
??????????????「はっ⁈」
「えっ? なに? なに? なんで? なんでそこにいる⁈」
この瞬間、わたしは極上の幸福感を味わった気がします。
(と、言うよりみんなを驚かせることが出来たことの快感( ̄▽ ̄)♪)
わたしが一番感動したのは、このサプライズが数か月前から3人のこどもたちがひそかに相談しあって計画したものであったことです。
受け入れるこちらの都合もあるので、娘たちはあらかじめわたしにだけひと月余り前ほどに知らせてくれていました。
これを一番感動した日という話としてでなく
次女の結婚騒動記とともに「一番楽しかった日」にノミネートしました。
サプライズで人を驚かせ、喜んでもらうことはわたし自身が一番楽しめることかもしれません。
〈おまけ〉
ちなみにこの他に、これまでの人生で楽しかった日々を挙げるとするなら、高校3年生のときの学校生活で、その頃は授業も楽しかった気がします。
お楽しみいただけたのか、わかりませんが
私事にお付き合い下さり、ありがとうございました。