というお題を見つけました。
よく学校のテストの回答で楽しい答えが書かれているものをYouTubeなどで拝見しますが、面白いですね。
この記事は、日常会話の中の受け答えなので、少し色が違ってお題からずれるかと思いますがよろしいでしょうか。
遡ること数十年前、息子が幼稚園の頃のことになります。
自宅のトイレからお腹を押さえながら出てきた息子。
そこで夫が、彼にお腹が痛いのかと聞きました。
すると息子
「しんぞうがいたい」
「お前、心臓が痛いのか?」
息子はなぜかニタッとほくそ笑んで
「おとうちゃん、かんぞうはどこにある?」
「お前、肝臓も痛いのか?」
それを聞いていた祖父
「肝臓なんて言葉どこで習った?」
「わたなべ先生が言ってた」
「渡部先生は肝臓が悪いのか⁈」
……なんでそうなる???……私の心の声でした。
(PS ……お腹の痛いのはどこへいった?)
さてさて、その渡部先生、息子の幼稚園のときの担任でした。
ある日幼稚園へお迎えに行くと、先生が私に「今日はこんなことがありまして……」と、息子の様子を知らせてくださいました。
どうやらあまり褒められることではなく、逆に注意をされる出来事があったようです。
あとで息子にそれとなく聞いてみました。
「渡部先生に叱られたの?」
すると息子、私を戒めるように
「あのねえ、いっとくけどねぇ、わたなべ先生おこるけど、おこるときはやさしくおこるよ!」
。。。💦 あ、あぁ、そう……。
幼稚園が長期休み(冬休み?)のとき、なんの流れか、息子が渡部先生に手紙を書くと言いだしたのです。
「なんて書くの?」と私。
「。。。わたなべせんせい、すきです♡」
(;''∀'')⁉
またまたこの息子、同じく幼稚園のとき、夫が単身赴任で家に居なかった時期がありました。
やたら家事を手伝うようになったのです。
なんで? となんとなく聞くと
「ぼくがおとうちゃんの代わりだからなぁ……」
どうやら幼いなりに背中に背負っているものを感じていたのかもしれません。
そしてそして今度はそんなお兄ちゃんを愛してやまない(?)妹。
お兄ちゃんが体調を崩して休んでいた時のこと。
ここにおやつがあるよと祖母が妹に言うと
「あんちゃんが二階で寝てるけん、見ちょらんといけん(見てないといけない)」
と言いつつ、ふたり分のおやつをしっかりと抱えて二階にいる兄のところ持って行ったようです。
そんな彼女はのちに看護師になりました。
子どもたちのしぐさや言葉、可愛かったり面白かったり。
イライラすることもあるでしょうけれど、それでも子どもって大人たちを癒してくれます。
今、子育て真っ最中のお母さん、お父さん、子どもを抱ける期間ってホント僅かなんです。
(これはわたなべ先生から頂いた言葉です。今のうちにしっかり抱いてあげてくださいと)
子ども達のかわいらしい受け答え、しぐさもあっという間に通り過ぎていきます。
あんなこと、こんなこと、ノートに書き記しておくと年月を経て、読み返してみると改めて子どもを愛おしく感じられ、心が癒されますよ。
どんなに面白いことがあったとしても、時が経つと忘れてしまうものです。
子どもが思い通りにならないからといって、言葉の刃を向ける親はいつの時代もいるものです。
でもそれは断じてしてはならないことは誰でもわかっていること。
どうぞ、叱るときはやさしく叱って(諭して)あげてくださいね。
お題からそれてしまいましたが、好奇心からの遠い遠い記憶からの便りでした。
ご訪問ありがとうございました。